精油の力を借りて
緊急事態宣言の延長が決まり、自粛生活に気が滅入り始めている方も多いと思います。
柑橘系の精油は、気持ちを上げてくれる精油としてよく使われます。
代表的なものだと、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ベルガモットなどです。
気分が滅入っている時に嗅ぐと、気分を明るく、前向きにしてくれます。
個人的には画像にあるコリアンダーを柑橘系の香りに合わせるのが大好きです。
精油を持っていない方は、柑橘類を買ってきて、皮を二つ折りにして、プシュッと汁を空中に飛ばして、香りを嗅ぐだけでも効果的です。
何を隠そう、それが精油だからです。
ただし、白いものにつくとシミになってしまうので、気をつけてくださいね。
お家時間が多いと、ついつい食べ過ぎてしまうこともありますよね。
そんな時にはグレープフルーツの香りを嗅ぐといいです。
グレープフルーツの精油には食欲を調整してくれる作用があると言われています。
一時期、グレープフルーツがダイエットにいいと流行ったことがありますが、グレープフルーツは乱れてしまった食欲をもとに戻してくれる作用があるからです。
食欲がない時には、食欲を上げてくれて、食欲がありすぎる時には抑えてくれると言われています。
精油全般に言えることですが、なんでもあるべきところに戻してくれる作業があります。
東洋医学的に言うところの『中庸』、アロマセラピー的に言うと『ホメオスタシス』です。
このような事態ですが、賢く、そして地球からの恵みである植物の力を借りて、心豊かに乗り越えていきたいですね。
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2005年から綴っているBlog『ハーブのある暮らし』も引き続きお楽しみください。
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