実は怖い口腔ケア商品
普段、何気なく使っている口腔ケア商品、実は怖いかもしれないです。
界面活性剤は、地球上の水分と油分を乳化させるのに、必要な成分です。
つまり界面活性剤がないと、地球上にはクリームは存在し得ないとも言えます。
この界面活性剤には、天然成分のものと、合成成分のものがあります。
コロナ禍の今、手作り石鹸に含まれる界面活性剤がコロナウィルスの予防になる、なんてことも言われたりしていますね。
これは、天然成分の界面活性剤で、肌に悪さはしません。
これに対して、石油から生成される合成界面活性剤は、自然界に存在しない成分です。
この合成界面活性剤の怖いところは、たんぱく質変性作用という恐ろしいものです。
たんぱく質変性作用とは、たんぱく質の性質を変える働きのことです。
例えば、食器用洗剤を使うと、たんぱく質でできた手の肌が、合成界面活性剤のたんぱく質変性作用によって、たんぱく質が傷つき、手荒れを起こしてしまうということです。
残念なことに、市販商品のあらゆるものにこの合成界面活性剤が使われているのが現実です。
お肌にいいと思って、一生懸命塗っていても、実は一生懸命肌を傷つけていた、なんてこともありえることです。
デンタルペーストにも、合成界面活性剤が泡たちのために使われています。
想像してみてください。
合成界面活性剤入りのデンタルペーストで毎日毎日歯を磨いていたら、舌にある味覚感覚を司る味蕾という器官が傷ついていきます。
味覚を司る器官ですから、傷つけば当然、味覚を失っていうわけです。
コロナに感染していなくてもね。
そんな影響を受けないためには、合成界面活性剤入りではない商品を使うしかありません。
カオリンパウダーをベースとして作るデンタルペーストは、入れたくても合成界面活性剤は入れられません。
そのため、決して泡は立ちませんが、歯磨きした後には、ツルツル、さっぱりの気持ち良さです。
いつまでも、美味しいものを美味しくいただきたいものです。
QOLは、与えられるものではなく、自分で守るものなのかもしれないですね。