キャスターオイル(ヒマシ油)のすごい効能
キャスターオイルは、英語ではCaster Oil、日本語でヒマシ油と呼ばれています。
昔は、下剤として使われていたオイルで、今でも薬局でも販売されています。
オイルとしては、蜜のようにねっとりとしていて、ほぼ皮膚に吸収することがないので、アロマセラピーのトリートメントオイルとして使用することはありませんが、実はすごい効能を隠し持っています!
そのためには、このオイルの特性を知って、活かした使い方をすることが、大きなカギです。
今日は、私の活用法をいくつかお伝えしたいと思います。
まずは、リップクリーム。
ほぼ皮膚に吸収しない、もしくは吸収が遅いので、その特性を活かしてリップクリームを作るときのオイルとして、加えます。
そうすると、リップグロスのように唇にしっとり感が長く留まってくれるリップクリームに仕上がります。
それから、ヘアートリートメントオイルとして使う方法です。
石鹸シャンプーをしていらっしゃる方にはぜひお試しいただきたいのですが、お風呂に入る前に髪にキャスターオイルを塗布します。
5分〜6分ほど放置してから、石鹸でシャンプーして、キャスターオイルで作ったトリートメントで仕上げます。
すると、洗い上がりの髪が、柔らかく、指とおりがとてもよくなり、まるで市販のシャンプー、トリートメントを使ったような洗い上がりです。
その石鹸ですが、コールドプロセスで作る石鹸に少量加えると、石鹸の泡立ちがよくなり、さらにその泡を保持してくれる力もあり、手作り石鹸がワンランクアップしますよ。
意外なところでは、少しグチュグチュしているような皮膚の痒みにも効果的です。
『このくらいなら他のオイルでもいいんじゃない?』っと思って、他のキャリアオイルでも試してみましたが、キャスターオイルじゃないとダメでした。
知名度が少し低くく、愛用されにくいキャスターオイルですが、その秘めた効能はすごいです。
まるで縁の下の力持ち!
ぜひ、一度使ってみてください。