乾燥に強い味方『ベジタブルグリセリン』
秋も深まり、銀杏並木が美しい季節となってきました。
銀杏の美しい黄色は目を楽しませてくれる上に、なんとなく元気を与えてくれるような気もします。
が、そんないいことばかりの秋ではないです。
空気が乾燥してくると、当然お肌の乾燥を感じる方も多いはず。
年々、高温多湿がひどくなる日本の夏ですが、ついついお肌の保湿を怠りがちだったり、今年の夏はマスクをつけなければいけない生活様式となってしまい、より肌荒れに悩まれている方もいいようです。
お肌が荒れてしまっていると、お肌は一層乾燥してしまいます。
そんなお肌の強い味方が、『ベジタブルグリセリン』。
その名の通り、化学合成品ではないグリセリンです。
フローラルウォーターに、『ベジタブルグリセリン』を保湿剤として加えて使いますが、添加する量を加減することで、潤いを高める化粧水に仕上げることができます。
緊急事態の時には、直接塗布することもできます。
が、実はグリセリンは、適量だと潤いを与えてくれますが、過度に使用すると逆に乾燥させてしまうことがあります。
緊急事態の直接塗布は、本当に緊急の時だけに限定して、数日置いてから、また塗布するようにしてくださいね。
毎日、塗布してしまうと、より乾燥してしまいますから、お気をつけください。
化粧水として使う際にも、添加しすぎるとベタベタになってしまいますので、加減しつつ適量を見極めることが大切です。
レッスンでは、そんなことも解説しつつ、極上の化粧水を作っていただいています。
自分で作る、自分だけの、自分のお肌にあった化粧水です。
そう思うだけで、効果絶大な気がしてきますね。
乾燥し始めた今が大切です。
今、しっかりケアをしておかないと、もっと乾燥してきた時には手遅れ、なんてことになりかねません。
すでに乾燥を感じている方、ご用心です。