ティンクチャー(チンキ)、実はすごいんです
日本では、『チンキ』と呼ばれることが多いですが、Baldwin社(イギリスでは?)『ティンクチャー』と呼んでいます。
アルコールにハーブの有効成分を抽出されたものです。
日本では、「癒されるぅ〜」、「美味しい」と飲まれるハーブティーですが、イギリスでは、日本の漢方薬のような位置付けなのかな?っと思います。
病気の予防だったり、病後の回復期だったり、ハーバリストが処方したものを飲用している人などが、購入されていかれてました。
スタッフ用のキッチンにもいろいろなハーブがストックされていましたが、「最近、肌荒れが気になるからデトックスしなくちゃ」、とか「なんだか体調が優れうないから」などの理由で、普通にハーブティーを飲んでいました。
ですが、ハーブティーを作るのって、意外と面倒だし、高齢の方にはなかなかの作業だったりしますし、薬用として飲用する場合には、決まった量を決まった時間に飲む必要もあります。
会社勤めの人には、なかなかハードルが高いですし、「良薬口に苦し」で効能のあるハーブは、大概美味しくないです。
それを1日に3回、マグカップ1杯飲むのは、かなり辛いものがあります。
そんな時に大活躍するのがティンクチャー(チンキ)です。
1回2〜5mlを水に希釈して、飲用します。
この量でハーブティー約2〜3杯分のハーブの有効成分を吸収できます。
私は、エキナセアのティンクチャー(チンキ)を免疫力を高める目的で、20年近く、毎朝引用してます。
その他にも、ミルラのティンクチャー(チンキ)は、うがい薬の代わりに使ってます。
カレンデュラのティンクチャー(チンキ)は、マウスウォッシュに配合してます。
などなど、工夫次第で、いろいろな用途に活用できます。
ティンクチャー(チンキ)は、日本では、まだまだ主流となっていませんが、もっと活用していただけたら、嬉しく思います。
予防医学として、保険適用になったらいいのに。。。と長年思っていますが、そうなるには、まだまだ時間がかかるでしょうね。
※日本では、民間療法の範疇の、自己責任での利用となります。
深刻な症状がある場合には、自己判断をせずに必ず医師の診断を受けてください。
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⁂2005年4月から綴ったブログ『ハーブのある暮らし』も合わせてご覧ください。
⁂新型コロナウイルス感染拡大防止へのお願い
講座では感染予防と従来以上の施設内衛生強化に努めてまいります。
講師は、ワクチン3回接種済み、勤務時の検温とマスクの着用、手指消毒など、健康管理と衛生管理を徹底して行います。
レッスンにご参加いただくお客様におかれましては、下記の点についてご協力をいただけますようお願い申し上げます。
1.お出かけになる前の検温をお願いします。熱や咳などの風邪の症状がある方、強いだるさや息苦しさのある方、ご自身や同居のご家族様など身近な方の体調に不安のある方はご無理をせずに講座のご受講をお控えください。
2.施設へ入室の際は入口にて手指のアルコール消毒をお願いいたします。
3.レッスンご参加の際は必ずマスクをご着用ください。
こんな時期だからこそ、ハーブの香りに触れ、素敵な時間を過ごしていただけることを願っています。
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