植物油のおすすめ保管方法
エッセンシャルオイルの保管方法に続いて、植物油のおすすめの保管方法をご紹介したいと思います。
アロマセラピーで使用する植物油は、100%純粋なオイルで、防腐剤等が一切配合されていないものを使用するので、保管する上で、酸化を防ぐことは大きな問題です。
Wikipediaによると、
『酸化とは、対象とする物質が電子を失う化学反応のこと。具体的には、物質に酸素が化合する反応、あるいは、物質が水素を奪われるなどの化学反応である。』
つまり、開封したオイルが空気に触れることにより酸化してしまいます。
空気に触れさせないことが、一番ですが、開封したオイルを空気に触れされないことは不可能です。
それでも、なるべく避けることは可能です。
まず、オイルを使ったら、必ずボトルの口を拭くこと。
ボトルの口についたオイルが一番空気に触れるところです。
そのオイルを拭き取っておくことで、ボトルの口の周りのオイルの酸化を防ぐことができますし、ここのオイルの酸化を防ぐことで、保存期間を伸ばすことができます。
ただ、拭いているだけでは、次第にベタついてきてしまいますので、たまに消毒用エタノールをキッチンペーパーやティッシュにつけて、拭くという一手間で、キレイに取り除くことができます。
蓋は、消毒用エタノールを少量垂らし、拭き取れるところは拭き取ります。
エタノールは、揮発しますので、多少残っていても大丈夫です。
しっかり蓋を閉めて、冷暗所に保管します。
くれぐれも直射日光が当たる場所は避けてください。
もちろん、使いきれるサイズを購入することも大切です。
大きいサイズの方が、お得ではありますが、酸化して使えなくなってしまっては、もったいないです。
オイルが酸化したかどうかは、まずにおいで判断できます。
酸化すると、酸化臭がしてきますし、酸化臭がわからなくても、何か不快な匂いがしたら、酸化しています。
もう少し酸化が進むと、皮膚に塗布した際に、赤くなったり、痒みを感じたりします。
そんな症状が出たら、流水でよく洗い流して、そのオイルは使用しないようにしましょう。
その後、赤みや痒みがひかない場合には、医師の診断を受けましょう。
まずは、そうならないように、ほんの少しの手間をかけて、保管してみてください。
ご紹介した方法は、私がいろいろ試してみて、簡単かつ効果的と思う方法です。
参考にしていただけたら、幸いです。
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⁂2005年4月から綴ったブログ『ハーブのある暮らし』も合わせてご覧ください。
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