ローズグリセリンを作り、化粧水にしてみました
ローズウォーターに保湿をして加えるベジタブルグリセリンですが、ドライローズを使ってローズグリセリンを作り、化粧水に仕上げてみました。
Baldwin社のローズペタルスは、とてもキレイな赤い色で、香りもとても豊かです。
このドライローズを使って、ローズグリセリンを作ったら、ローズウォーターの化粧水をもっとグレードアップできるのではないかと思い、試してみました。
目次
- ○ ローズグリセリンの仕込み
- ○ ローズグリセリンを濾します
- ○ 化粧水に仕上げます
- ○ 注意すべきこと
ローズグリセリンの仕込み
消毒した瓶に、ドライローズを入れ、ベジタブルグリセリンを浸るくらいまで、入れます。
きっちり蓋をして、朝晩2回瓶を振って、1か月間抽出させます。
ローズグリセリンを濾します
コーヒーフィルターやお茶パックを使って、濾します。
くれぐれも直に手で触れないように気をつけます。
もちろん、ビーカーの消毒も忘れずに。
濾したローズグリセリンは、消毒した瓶に入れ、冷蔵庫で保存します。
もう少しキレイな赤いグリセリンになっていると思いましたが、意外に色が濃かったです。
化粧水に仕上げます
ローズウォーターに必要量のローズグリセリンを加えて、よく混ぜ合わせて、ローズ化粧水の出来上がりです。
ローズウォーターで希釈するとキレイな色になり、大満足。
講座でいつも言いますが、化粧水は飲み物だと思って、管理するのが大事ですので、出来上がった化粧水は冷蔵庫で保管します。
実際、飲んでも安心です。
決して、美味しくはないですけれどね。
飲んでも安心な化粧水なので、超敏感肌の私でも安心して使えます。
身体の中に取り込んでしまった毒素を排泄するのはとても大変なことです。
その毒素によって、発症する病気もあります。
食べるものを意識される方は増えてきましたが、肌につけるものまで気にされている方はまだまだ少ないように感じます。
食べ物と同じように、肌につけたものも経皮毒として身体に吸収されます。
食べ物と同じようにお肌につけるものも選ぶことが大切だと思います。
無理をするのではなく、楽しみながら、でも結果的にご自身やご家族のお肌を守ることにつながります。
できるだけ、自分が安心できるものできたものを使うようにしていきたいものですね。
注意すべきこと
・使用するドライローズは、飲用のものを使用します。
・決して装飾用のローズは使用しないでください。
・使用する際には、必ずパッチテストを行い、お肌に合うものであるかを確認してから、使いはじめるようにしてください。
・お肌に異常を感じた場合には、すぐに使用をやめてください。